【新時代】障がい者の就労支援が目指す目標とその考え方

どうも!ウサギです!今回は障がい者の就労支援をどう考えていくか?です。どこを目指していくのかという所をお話ししていきます!

こんにちは、ウサギさん!難しい課題ですね。目指す目標と考え方を詳しくしりたいです!

こんにちは!ネコさん!確かに!ですが、現実と向き合いながら、どう就労支援を進めていくのかをお話ししますので少しでも支援の仕方の参考になればなと思っていますのでぜひ!聞いてくださいね!

 

  

これからの時代は!

まず、ウサギ自身のマインドは、

利用者さんの方から、夢や希望や思い描いている将来に関して、

 

こんなことやりたい!

こんな仕事したいんです!

こんな人になりたい!など

 

自由に夢語りをしていただいて、それに関して、

絶対に否定しない!!

※利用者さんの夢や希望が壮大なものであっても否定しない!

 

その上で、仮に話がぶっとんでるかなという内容に関しても、

どうすれば、それに対して近づくことができるのか?

ということを一緒に考えながら計画を立てていきます。

 

ただ、今の社会情勢を考え踏まえながら支援を行ったとき、

例えば、いろんな目標を立てられている中で、

結構、壮大な目標を立てる方もいらっしゃいます。

利用者さんの目標:例1

一般企業に入ってこういうふうにして、いずれは経営をしたいんです!という方。

逆に、

利用者さんの目標:例2

とりあえず現状維持で、生活の質を高めたい!という方。

それぞれの目標において、思い描いているものの、

 

人によっては最初に目指すべきポイント!

人によっては最終的に目指すべきポイント!

目指す目標となるもの!

 

まず、経済的自立がひとつのラインだと思います。

上を目指したい方は経済的自立をした後、

それからどういうふうに自己実現するかを考えますが

ある程度、みんなが等しく目指すべきポイントはこの経済的自立かなと思います。

※『就職』という言葉を使わなかったことがミソです!

 

なぜなら、今の世の中は、

経済的自立は必ずしも就職を必要とするとは限らないからです!

 

その方の、

やりたいこと・できること・あるいは好きなこと・もっているスキル・・・

いわゆる、ストレングスを活かしながら、

経済的自立を考えるにはどうすればよいかを考える。

 

経済的自立をどのラインで考えるのか?も重要なポイントですが・・・

 

ご本人さんと考えながら、次のことを意識する!

医・衣・食・職・住・遊・友

という言葉があります。

 

・医=医療

精神障害の方は医療とは、絶対に切っても切り離せないので、

この医療が満足に受けられる状態のこと。

・衣=着るもの

・食=食べるもの

・職=働くこと

働くが目的であり、手段である。

・住=住むところ

・遊=趣味

人生の満足度

・友=友達・人間関係

 

この7つの要素が、

ご本人さんの中で、ある程度満たされる状態をまず目指す!

何かが欠けていたり、何かが不十分だったりすると人生の

満足度が下がってしまいます。

 

7つの要素をある程度、

自分で満たすことのできる状態

 

経済的自立

 

これって、どれくらい稼げれば大丈夫なの?

地域性もあるので、なかなか言えないのですが、

 

生活保護基準も地域によって全然ちがうので・・・

 

ホリエモンさんが『手取り14万は××だ』と言っていましたし・・・

 

人によっては、『手取り24万で生活できるの?』

など動画で上げている方達もいらっしゃいますし・・・

 

ウサギの地域では手取り24万は余裕で生活できます!

感覚的には、一人暮らしでさして贅沢をしない条件でお考えください!

そんなに、激しく稼がなくてもある程度の水準でいけるかもしれないと考えたとき、

 

ビジネスで成功したいのならば別ですが・・・

 

ある程度、普通の生活を送っていくためには、

例えば、障害年金を受給している場合、

障害基礎年金

1級=月約8万円

2級=月約6万5千円

あとは、それに̟プラスアルファだけ稼げばある程度大丈夫なんだと考えると、

フルタイムじゃなくても良かったり(フルタイムが必須ではない)

時間や作業内容もそれほどハードでなくてよかったり

無理をしなくても達成しやすいとも考えられます。

ご本人さんの障がい特性を踏まえて、ご本人さんがどこまでできるのか。

モチベーションに合わせて高すぎる目標設定はしなくてよいと思われます。

 

生活保護を受給している場合に関してはできることが

いろいろ減ってしまいますが(生活の質を考えて医療費の扶助を受けたいときは仕方ないのですが・・・)

その範囲内で仕事を考えるのであれば、

それほど狭い選択肢や高すぎる目標ではないので目指しやすいのではと思います。

生活保護の方に関しては、行えることの幅が限定されるので、7つの要素をすべて高めることは難しい。

 

【一般就労以外の方法】

1、福祉就労

・就労継続支援A型

・就労継続支援B型など

経済的自立を目指すのに、果たして就職が必要なのか?

就職に関しては、結構合理的な配慮をしていただかないと、

この方に関しては、なかなか大変だぞっ!

となったとき、福祉就労で働くことも考える。

福祉就労しながら、さらに上を目指すことができていければ一番良いのですが・・・

 

2、スキルを身につける

・ものづくり

・パソコンスキルなど

技術的なことを身につけてご自身で稼ぐことを目指した方がいいのか。それぐらいのスキルがあるのか。

 

3、在宅ワーク

スキルを身につけたうえで在宅ワークでできるかどうか。

在宅ワークで手に職というのは、一般の方でももちろん同じ話なんですが・・

 

自分の将来設計に関して、

一番最初のライン・最終的な到達するラインを

思い描きながら現実的な視点で挑戦してもらう。

かつ、夢を追う視点も忘れない!

夢を追いつつも経済的自立というラインを、

何から取り組むのかを具体的に考えていく!

夢を追うことと現実との境目を意識しながら支援を行っていく。

 

その現実とは何か?

 

生活の質を落とさないために、経済的自立を目指していく。

そこから、さらにご自身の夢をつかんでいただくための支援をする。

 

ウサギが主に支援の中で、

取り組んでいることに関しては、

いろんなことに対してチャレンジできる環境をまず、

しっかりつくっていってあげることです。

なのでその方が『こんなことがやりたくてこんなことを取り組んでいます。』

というときは、職員もウサギもしっかり勉強して、

その方がその分野である程度成功というか、

ある程度お金に繋げていくためには、

どうしたらいいのかという情報をしっかり集めますし、一緒に挑戦していきます!

そして、うまくいかないことがあっても失敗と捉えずに、成長の糧とし次々トライしていく、

トライ&エラーができる環境をつくることが大事です。

 

失敗をしても潰れないように支える支援・サポートを心がけています!

 

Challenge

Try & Error

 

今は、ビジネス系のYouTubeを見ていると、

これと一緒のことを言っているのですが・・・

『トライ&エラーが大事だよ。』『チャレンジすることが大事だよ』

『現実的にこの辺だったら稼げます』ということを、

皆さんおっしゃっています。

 

それは、障がいのある方でも同じだとウサギは思います!

 

その方に合った努力の仕方やその方に合った支援を、

こちら側が努力できる土台を作りサポートをし、

ノウハウだったり、情報だったりをしっかりお伝えしていく、

それが、新時代に向けての就労支援ではないでしょうか。

 

今回はいつも以上に熱く語っていましたね!ウサギさんの気持ちが伝わりました! 夢や希望はなかなか言えないような雰囲気がありそうな気がしますが、そんなことはなく、自分の気持ちを正直に伝え、寄り添って支援していただくことで、達成できるんですね!

今回は100パーセントの持論になってしまって申し訳ございません。ですが、障がい者の方に少しでも人生の満足度が上がってほしいと願い、今後もよりよい支援を目指していきたいです!

 

YouTubeにて動画配信】

その他にも、

精神保健福祉士としての知識や経験を動画にしていますので、

ぜひ!ご視聴よろしくお願いします!


【新時代】障がい者の就労支援が目指す目標とその考え方~ウサギのマインド~