【HSP】とても繊細な人の心を軽くするための5つの行動
どうも!ウサギです!今回は、とても『繊細な人=HSP』についてお話しします!
こんにちは、ウサギさん!『繊細な人』という言葉を初めて聞きました!どんな人なのか聞きたいです!
こんにちは、ネコさん!5人に1人はいると言われている『繊細さん』!詳しくご紹介しますので、最後まで聞いてくださいね!
【 HSPとは】
『Highly Sensitive Person=とても繊細な人』
アメリカの心理学者
エイレン・N・アーロン博士が提唱しました。
心理学上の概念であり、病気や障害ではありません。
『生まれ持った気質』
すべての人の5人に1人はHSPと言われています。
例えば、ドラえもんの主要人物のうち一人はHSPなのか…
流川か…宮城か…いやいや三井か…
あとは、サッカーや野球などスタメン二人はいる!HSP…
というような計算になります。
なので、それぐらい結構多くいらっしゃる概念なのです。
しかも、HSPに関しては、人間だけではなく100種類以上の動物にも当てはまります。
例えば、犬や猫などにも当てはまります。
【HSPの特性は…】
DOESと呼ばれているものがあり、
Depth of processing=思慮深く行動する
物事を深く掘り下げたり、洞察したりすることが得意です。
反面、考えすぎて時間がかかる。時間がかかってしまう。
Overstimulated=刺激に敏感である
刺激に対して、良くも悪くも影響を受けやすく疲れやすい。
人混みがしんどくてものすごく疲れる。
マイナス・プラスの影響を考えると、大自然や芸術に感動だー!というふうになってしまって、その感動で疲れてしまう。
Emotional reactivity and high Empathy=共感力が高く感情に振り回されやすい
すごくいろんな方に共感できるので、空気を読み過ぎてしまう。
人の痛みを自分の痛みだと思ってしまい、すごく苦しんだりする場合があります。
例えば、赤ちゃんや動物のような話せないものや人に関しても、気持ちを察することができる。
Sensitivity to subtle stimuli=いろいろな感覚が鋭い
五感が鋭くて、いろんなことが気になってしまう。
まぶしいな、音がうるさいな、服がざらざらして気になるという感じです。
五感だけではなく、第六感的なものを感じて感がさえたりするような体験がある。
その他の特徴で、とても良心的であることもあります。
この辺のことがあるので、精神的に疲れてしまい生きづらさを感じてしまったり、
HSPに対して、自分で気づいていない方も多くいらっしゃるので、なぜこういうふうになってしまうのか?なぜ分かってもらえないのか?と言って苦しんでいる方もいらっしゃいます。
今回なぜHSPのお話しをさせてもらったかというと…
あるYouTuberの方が取り上げていまして、
妻より『ウサギさんもHSPに当てはまるんじゃない?』と言われ
自分なりにいろいろ調べてみました!
とてもわかりやすい本がありまして、
『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さんの本』
(著者:武田友紀 飛鳥新社)
こちらの本やYouTubeを見てみると、実は妻の方が当てはまりました(゚Д゚;)
HSPとは心理学上の概念なので、
これだからこうなんです~じゃ、治療してください!というものでは
ありません!
例えば、左利きなんで治療してください!B型なんで治療してください!というような同じ意味になってしまうので、これがあるから一概に苦しい…と過度に思いすぎないようにした方がいいなと思います。
なので、そうならない為の対処法をお伝えします。
【HSPの方の辛さの対処法】
本やウサギの動画などでお知りになった場合、
HSPとは、こういうものなんだ!と理解をする。
『HSP』についてと、肯定的に『ありのままの自分』を受け入れていくことが必要になります。
肯定的に受け入れていくことは、自己覚知/セルフパッションにも繋がっていきます。
ありままの自分で大丈夫!いいんだ!ということをまず受け入れましょう。
その後、HSPとは生まれ持った気質なんだ!
ただ、自分自身の行動は変えられますよね!ということで5つの行動をご紹介します。
【心を軽くするための5つの行動】
①避ける
嫌な刺激を避ける!
例えば、音がすごく嫌な方に関しては、ノイズキャンセル機能を使ってみるとか静かな場所でゆっくりする。すごく空気が読めてしまうので『あの人機嫌が悪そうだな…』というときに関しては、スルーする。物理的に近寄らない。距離をとるなどの対処をしてみる。
②待つ
HSPの方の特徴は、良心的で周りの空気が読めてしまう。しかも、思慮深くなんとなくこれが正解かなと読めてしまうところがあります。人から求められてないのに助けてしまう。受動的な感じで助けてしまうことがあるので、そうではなく、まず、事を待ちましょう!助けてしまいそうだな~困っているな~…というときに一旦待ちましょう!
待って本当にその人が助けてください。本当にこれでトラブルが起こりそう。大事になる一歩手前というくらい待って大丈夫です。命に関わるということでなければです。
助けを求めてきたときに、ちゃんとgiveしてあげる。
③選ぶ
感性が鋭いので、違和感でこの人嫌いかも。この仕事楽しいな。そいうったことを敏感にキャッチできるので、それに対して、ある意味正直になっていく。
『嫌なものは嫌だ!』と言ってみる。
これいいなということに関しては、これもしっかり選択してその行動に寄っていくことをする。良心的なあまり『これをしたらまずいのかなぁ~』と思ってしまいがちなんですが、意外に嫌いなものを嫌いと言ったり、断りたいことを断ったりしても、そんなに周りは引きずったりするわけではありません。
そこは、思い切ってやってみてください!
とはいえ、そこは難しいなと思っている方は…
④伝える
伝えることを変えてみる!
相手のことを傷つけないように伝える伝え方は、
『アサーション』と言います。
Iメッセージで傷つけない伝え方があります。
見返りを求めないというウサギの動画をご用意していますのでご確認してください。
HSPの方は言葉の選び方が得意な方だと思いますので、相手を傷つけない伝え方のっ行動をやってみてください。
この言葉を伝えることのメリットですが、
これによって相手の方に自分自身が思っていることが伝わるということだったり、あるいは、こちら側が、相手のことを考え過ぎていたのではないか?というところがちゃんと確認できます。
これによって、助けすぎ、助け疲れから少し距離をとることができます。
⑤休む
休むところはしっかり休む!
休みやすい環境におく。
光が嫌いな人はしっかり真っ暗にする。
音が嫌いな人は静かな場所に行く。
家族とかが居て厳しいなという方は、家族に『ひとりにさせてほしい』と伝える。
部屋に行って布団を被ったりして、しっかりと身体や心を休める時間をとる。
このような5つの行動をしっかりやっていけると、行動が変わり周りが自然と変わっていきます!
自分の嫌なことを避けたり、いいなと思うことを選んだりすることによって、
あなたの周りの環境があなたにとってプラスになるようなもののかたちで選択できるようになります。
そして、人間関係においても先程の嫌だなという人を避けたり、自分の思いを伝えて断るべきところは断ったりお願いするべきことはお願いしたりしていくと、HSPの方がすごく繊細でいろんなことができてしまって尚且つ良心的であるので、
『あぁ、この人にいろいろ言っておけば助かるな』というかたちで、なんとなく搾取してくるような人はちゃんと断るので『じゃ、いいや』と言って離れていってくれたり、あるいは、『あなたそういうことを思っていたのね?』『あなたに対してはこういうような対処をしていきましょう』とあなたに対して優しくしてくれる方たちがあなたのまわりに残っていくので、周りの人間関係が自然に変わっていく。
そして、生きづらさというものが少しずつ解消されていくのではないかなと思います。
自分の特性で、自分はなんでこんな感じなんだろう…というふうに悩んだり、苦しいなと思ったりするときもあるのかもしれまんが、もしそれが、HSPが原因かなと気づかれた、あるいは、そうかもと思われた場合は、そういうものなんだから、まず、自分自身のありのままをしっかり見つめていきましょう!
それによって、行動を少しずつ変えることです!
自分自身の内面が変わろうとか、苦手を変えようとかではなく。
行動を変えることによって、周りの環境や人間関係を変えていきましょう!
だから、
あなたの本質は変わらなくていいのです!
HSPとは新しい概念で、90年代から急に言われ始めて、
最近になっても『HSP=繊細さん』というかたちで取り上げた書籍も多くなり、今非常に注目の概念なのかなと思います。しかも、5人に1人なのでとても多くの方がいらっしゃるので、今回のお話しをヒントにしていただいたり、そういった書籍なども見ていただいて、自分の生きづらさはこういったことからきていたのかもしれないな。
こういったふうに対処したら生きづらさが少し心が軽くなるなと思っていただけましたら今後もよろしくお願いいたします!
わたしも『繊細さん』みたいです(汗)自分を知る機会ができたので、お話しが聞けて良かったです!対策をしていこうと思います!
今回、ご紹介した5つの行動を実践することで、少しでも心が軽くなってほしいなと思っていますので試してみてください!
【YouTubeにて動画配信】
この他にも、
精神保健福祉士として様々な知識や経験を動画にしていますので、
ぜひ、ご視聴よろしくお願いします!