【必見】ありのままの自分を受け入れて真の実力を発揮し続ける方法
どうも!ウサギです!今回のお話しは『人と関わる仕事をしている人』には使えるお話しです!ありのままの自分を知って感情が巻き込まれないようにしていきましょう!
こんにちは、ウサギさん!『ありのままの自分を受け入れる』というのは、少し難しい感じがしますね。
こんにちは、ネコさん!なかなか自分を知ることは難しいかもしれませんが、今回のお話しの『自己覚知』と『セルフコンパッション』という内容は自分を知ることで仕事や人間関係がスムーズにいき、自分への成長へとつながる方法となっていますので、ぜひ、聞いてくださいね!
【自己覚知とセルフパッション】
自己覚知とは、
自分自身の強みや弱み個性など、ありのままの自分を理解し受け入れること。
これは、精神保健福祉士をはじめとする福祉援助職にはすごく大事なことなのです。
しっかり意識してくださいねと言われてきたと思います。
これから言われる方もいらっしゃると思います。
これが、福祉援助職など対人援助職の方に関してなぜ大事なのか?
本来の自分自身に、精神保健福祉士なら精神保健福祉士としての自分がコントロールされるのを防いだり、あるいは、精神保健福祉士としての自分に本来の自分がコントロールされるのを防ぐというところもあります。
・職業人としての自分が本来の自分にコントロールされない
・職業人としての自分に本来の自分がコントロールされない
精神保健福祉士や福祉職、接客業もそうだと思います。
いわゆる、感情労働を行う職種になります。
(感情労働)
相手のニーズや思いにこたえるために役割意識をもって関わる仕事
精神保健福祉士でいうと、バイスティックの7原則をもちいりながら相手の感情に合せて感情ワークすることでしっかり仕事をすることです。
(感情ワーク)
役割意識と職業人としての人との接し方のルールに基づく仕事
例えば『いらっしゃいませ』といった瞬間に、ビシッとその役割になるということです。
精神保健福祉士だけでなく、すべての感情労働者はその時に役割意識をまとわなければならないのです。
これに、あまりにも『感情労働』『感情ワーク』に対して入れ込み過ぎてしまうと、
本来の自分自身が精神保健福祉士としての自分自身のあいだに、葛藤が産まれたりします。
・強く意識することによって、本来の自分と職業人としての自分のあいだに葛藤が産まれてくる。
苦手なことをしないといけないと葛藤をしながら仕事をすると、うまくいってもいかなくてもストレスになります。
・意識し過ぎるとうまくいってもいかなくてもストレスになる。
例えば、無理をしてすごい頑張って寄り添うぞ!と意気込み、上司が『頑張っているじゃないか、いいね!』と言われると、『いいねと言われても…無理して頑張っているのに…わかってくれてない…』と思ったりしてしまいます。
・褒められたり、期待されたりすることが重圧になってしまうのです。
あるいは、『あーなんかうまく寄り添えれなったな…なんか7原則がうまくできてないな…ぼくはダメだ…ダメだ…』というふうに、うまくいかなくても当然へこんでしまいます。
・うまくいかない自分を責めるようになって落ち込んでしまう。
完璧にしないといけないと意識すると、
『わたしは、これだけ頑張っているんだから、利用者さん・お客さんは必ずわたしをわかってくれるはず!』と、
・すべき思考がこじれていったり、押しつけがましくなってしまう。
『他の職員もそのように思ってくれるはずだ!』
・思うべきだ!と同一化してしまう。
度が過ぎると、不適切な対応をしたり燃え尽きたりしてしまう。
なので、そういうふうにならない為に、『ありのままの自分』に関して、
ちゃんと慈しみを持って認めて受け入れていきましょう!
これが、セルフコンパッションというマインドセットとなります。
セルフコンパッションとは、
ありのままの自分を優しさを持って受け入れる。
例えば、自己覚知を進めていく中で、こういう感じの人間なのかな?と思ったとき、
これが感情労働をやっていて、感情ワークやバイスティック7原則みたいなことがうまくいかなかった時、『うわぁ、うまくいかなかったなぁ…』となったら、
その時に、できない自分自身を責めるのではなく、それに対してなぜできなかったのか?『自分はこういう特性があるからある程度仕方ないよね』
・ありのままの自分を受け入れ自分自身を責めずに、課題と自分自身を切り離して具体策について考える。
というかたちで、課題を自分自身と一旦切り離して冷静に『こういうときはこんな対策をしたらいい』と『じゃ、ここの部分はこういうような対策でいいか』と具体的な対策を打っていく。
なので、必要以上に自分を責めない!
こういった、なかなかうまくいかない状況は自分だけではなくて他の人たちも通ってきた道ですし、当然そこは誰かがクリアしているんだろうなということに自覚を持つことです。
・課題は自分だけのものではなく、みんなが同じ悩みを抱え、乗り越えてきた人がいるということを意識する。
『ぼくだけが…』と思わずに、これは多分誰かがクリアしてきたところだから、誰かから積極的にアドバイスをもらおう!という認識を持つべきです。
『うまくいかなかった…こういったことで、嫌と思ってしまった。腹が立ってしまった…でもそういうこと言ったら、まずいし…』と思わずに。
『こういうことで、なんか腹が立ってしまったんですよね。なんか、すごく悲しかったんですよね』と、信頼している人とかに感情や気持ちを吐き出してみる。
なかなか、それが人に相談は…という場合は、
『ジャーナリング』というものがあり、
自分に湧き上がる感情について、否定せずに誰かに話したり・書き出したり
(ジャーナリング)して感情と向き合ってみる。
自分自身が揺らぐことが多いなという場合、
・思い切って環境をシフトする。
・仕事をやっているやり方を変えてみる。
・環境からアプローチすることによって、ありのままの自分を大丈夫にしていく。
他者と自分を比較しない
誰々さんはできているのに、自分はできてない…
誰々さんすごいな!それに比べて自分なんか…
というふうにならなくて済みます。
どうしても、だれかと比較する場合は、
過去の自分と比較して成長を実感していき、自分の現在地を知る。
自分と他のだれかは、本質的には違うので。
他のだれかが、そこをできるよ!と思っているかどうかなんて本質的にはわからないのです。
自分自身が過去のどんな段階と比べて成長しているのかな?とか、
あるいは、ここの部分が、少しできるようになったなったなと思えればいいかなと思います。
なので、ありのままの自分自身をしっかりと現在地を掴んでそれができることによってつなげていくことです。
自己覚知をすることだけではなく、そこに関してちゃんと自分にも優しさを持ってそこからどういうふうに成長するのかにつなげていく。
・自己覚知だけではなく、自分の現在地を慈しみをもって受け入れ成長につなげていく。
例えば、バイティック7原則もそうですが、感情労働ということに関して、
『自分はできているんだ!』自信過剰になるとか、あるいは、『まぁ、自己覚知って言ったし、自分のありのままってこんなもんだから、まぁ、しょうがないよね!』と、開き直って問題を放置すると成長がしません!そういったことは避けてください。
精神保健福祉士とか福祉援助職や接客業、人と関わる仕事、その感情に関わる感情労働者はそこをしっかりと理解し自分自身のありのままを理解し感情ワークをやっていく。
ありのままの自分に慈しみを持って、感情を持ってもしょうがないよね。ここに対しては、ちゃんとした対策をとっていこうねと自分自身の心を支えていくことです。
それをうまく行いながら、セルフコンパッションがうまく行えると、自分自身でのパフォーマンスがかなり高い状態を維持することができます。
辛いなという状況になったとしても、
『ぼくって、こういう時こんな考え方をしてしまうんだった』
『だからこういうふうな対策をとろうってそういえば考えていたな』
『じゃ、こういうふうにしよう!』というふうにすると、動揺せずに高いパフォーマンスを維持したまま支援が行っていけるようになります。
また、そのことをのちのち振り返ることによって、
『あのときは、こういうふうにしてこういうことができたな!』
『じゃ、次もこういうふうにできるかもしれない』
『じゃ、次はこのやり方でやってみよう』というかたちで、
次の成長につながっていきます。
このセルフコンパッションができていると、外からの攻撃に関しても少々のことでは、へこたれないですし、それをスル―できるようになったり、あるいは、それすらも学びに変えることができます。
この自己覚知とセルフコンパッションは是非、精神保健福祉士、福祉援助職、人を相手に仕事をされる方は意識をしていただけたらいいかなと思っています。
自分を知ることで、失敗したり、辛いおもいをしたときの対処を事前に対策できることがすごくいいですね!この機会に自分を知って次の成長につなげていきたいと思いました!
感情をコントロールすることは、非常に難しいと思いますが、普段から自分はこういう感じなんだ!と理解しておくと突発的な感情だったり、辛いことだったり、少しでも軽減できるのではと思います。なので、少しづつでもいいので試してみてくださいね!
【YouTubeにて動画配信】
この他にも、
精神保健福祉士として様々な知識や経験を動画にしていますので、
ぜひ、ご視聴よろしくお願いします!
辛い悲しい気持ちを応急手当する方法【エモーショナルファーストエイド】
どうも!ウサギです!今回は悲しい気持ちで痛んだ心を自分で応急手当をする方法をご紹介します!
こんにちは、ウサギさん!傷んだ心を…どんな方法で癒すのか、ぜひ聞きたいです!
傷ついた心はなかなか癒えることができませんが、今回は簡単な方法で心を手当てする方法をご紹介しますので最後まで聞いてください!
- 【どうやって自分の傷付いた心を自分で手当てするの?】
- 【具体的な方法】
- ①自己否定の否定
- ②拒絶に関連した自分のいいところを書き出す
- ③つながりを再認識する
- ④脱感作/トレーニング
- 【エモーショナルファーストエイド】
みなさん、悲しいことや辛いことがあって心が痛いな…苦しいな…という体験をしたことがあると思います。
心が傷ついたとき、どうしていますか?
例えば、お友達やパートナーとかあるいは、ご家族とかに話を聞いてもらって解消しているよ!という方がいるかもしれません。
でも、そんなとき、話を聞いてもらった人から…
『いや、それはあなたが悪いでしょ!』
『いや、それは違うでしょ!』みたいに、
なんだか理解してもらえないな…など。
相談相手に拒絶されて余計に傷付いたことありませんか?
今回、ご紹介する方法を使うとそんな自分の傷付いた心を自分の力で応急手当をして心を軽くすることができるようになります。
【どうやって自分の傷付いた心を自分で手当てするの?】
紙とペンを用意してください。
それだけ?と思われるかと思います。
普通は話を聞いてくれて、感情を吐き出した方がいいんじゃないの?
というふうに思われるかもしれません。
確かに、心の痛みを誰かに話して共感してもらうことによって心が救われることはあると思います。
ですが、そこで理解してももらえずに逆に拒絶されたなと感じてしまうこともあります。
これは、とても辛いことだと思います。
この『拒絶されたときの痛み』はどれぐらいなのか?
・麻酔なしの分娩
・ガン治療ぐらいの痛みだと言われています。
どういう研究かよくわかりませんが…(汗)
ウサギもどちらとも経験がないので、説明ができませんが…
一応、科学的な根拠という研究ということです。
そう考えると、かなりすごいことです!
心の痛みの応急手当には、拒絶感をなくしていくことが重要になっていきます。
例えば、人から怒られた。バカにされた。侮辱された。認めてもらえなかった。
というのは、自分自身にたいする拒絶からきています。
そういった体験があると拒絶感がうまれてしまいます。
そんなとき、やりがちなのが、拒絶されたから誰とも口を聞きたくない!
誰にも会わないぞ!誰も信じない!というふうに自分の殻に閉じこもることをやってしまいがちですが、逆効果なのでやめましょう!
人から拒絶されると人は怒りと暴力が誘発されるといいます。
どんなに温厚な人でも、結果、人に対して冷たくしてしまいます。
結局、それがさらなる拒絶をうむことになります。
冷たいからもういいや!だったら拒否しよう!というふうになってしまって、
拒絶されたくないのにされてしまう。
悲しい連鎖が起こってしまいます。
人は、拒絶感をすごくあじわうとそれが自分のせいで起こっている!
と思って悩んでしまいます。
これを『自己否定』と言います。
これが、加速していってしまうと、自分は誰からも認めてもらえない。ダメな存在なんだ。というふうに、『孤独感』が強くなっていってしまいます。
ただ、他の研究では、他人の失敗をそこまで見ていないので、拒絶されたと感じるのは大半が思い過ごしだったりすると言われています。
自分自身の考え方の視点を変える方法で、対処していけます。
【具体的な方法】
冒頭で紙とペンを用意してくださいと伝えました。
書いてみて試してくださいね!
①自己否定の否定
1-自己否定のワードを紙に書いてみる!
例えば、人間関係がうまくいかない。誰かに嫌われてしまう。
それに対して、人間関係がうまくいかない。うまくいけない。
ということに対する反論を書く。
2-自己否定への反論を最低3つ書く!
引っ込み思案でなかなか人と話ができない。
→でも、仲の良い友達や親友はいるなど。
→人に怒られることがあまりないからコミュニケーションはとれる。
なので、否定していることを否定する!
ネガティブで自分のことを否定しがちな方は、否定の否定が実は得意だったりします。
②拒絶に関連した自分のいいところを書き出す
自分のいいところを探していきます!
仕事でミスる。他の部署の人とあまりうまくいけない。嫌われたかも。
そういうことは、人間関係がもたらすこと。
アドラーは『すべての悩みは人間関係』だと言っています。
人間関係にまつわることで、自分のいいところを書いていきます。
仕事の人間関係がうまくいってなかったけど、他の部署との人間関係はうまく連携が取れている。
プレゼンとか説得力がある感じでうまくできた!など。
学校とかでも、テストの点が悪くて、先生や親から怒られてしまったけど、スポーツのときはすごく褒められた。
友達からはすごく信頼されていて、いろんなことを頼まれたりするなど。
自分のいいところ、人間関係に関していいところ、ミスをしてしまった、拒絶されてしまったことを関連していいところを書いていきます。
※関連しているかどうかわからなければなんでも良い!
自分のいいところをできるだけ多く書いていきましょう!
1-最低5個いいところを書き出す!(10個でもいいです)
それに、順位を付けていく。
2-TOP3を選ぶ!
TOP3を見たときに、
3-それがなぜ大事なのか?
それによって良かったことは?
それがもたらす影響は何か?
自分のTOP3の良かったことがあったおかげで、どんないいことがあったのか?
TOP3のことが自分にどんな影響をもたらしてくれたのか?あるいは、もたらしたのか?
例えば、学校とかでも、テストの点が悪くて、先生や親から怒られてしまったけど、スポーツのとかで友達と仲良くしていることによって。
→先生の方から生活の態度や学校生活の様子が非常にいいね。内申点が上がったよ。自分がそういうことをやっているおかげで友達からの評価がすごく高くて困ったときに、助けてくる人たちがいるんだよね。
というかたちで、そういった影響があったなど。
どんな影響があったのか?しっかりと思い出していきましょう!
ぜひ!紙に書いてください!
考えているだけだと、まとまらないので、ぜひ、紙に書くということをおススメ致します!
ここまでで、喪失した自分を取り戻すことができます!
③つながりを再認識する
悩んだり拒絶されたりということで『孤独感』が進んでいくと、
『この世には自分しかいないのでは?』『自分はひとりなのでは?』とすごく独りぼっちだと考えがちになってしまいます。
そんなことって、ないですよ!!
自分に好意的な意見を言ってくれる人、自分の所属してるコミュニティの人と会話するだけで心の拒絶に対する痛みが軽減していくと言われています。
これは、会って話す必要もありません。
今、コロナという大変な時期なので会って話すということが難しかったりしますが、
例えば、SNSでもよいのです!
SNSで自分の共通の話題があるコミュニティなど、facebookやTwitterなんでもよいです。最近はオンラインサロンなど、こころざしや考え方が同じという中でインタラクティブな会話をすることです。
書きっぱなしのもの、掲示板的なものに書いておくだけでは、なかなかリアクションがアクティブに返せないものはあまりよくないので、アクティブな会話ができる、メッセージのやり取りができることが非常に良いということです。
そいういったところに、書き込んだりして意見を言ったりすることは、
なかなか実は引っ込み思案で難しいという方は…
自分と親しい人と仲の良い人の(この人といると気がおけなくていいなぁ~)写真とかを持っているだけで拒絶に強くなります!
どうしてものときは、自分の拒絶に対する耐性を高めることもやってみてください!
拒絶に対して、慣れていくトレーニングをご紹介いたします。
④脱感作/トレーニング
辛いな、きついな、不安だなという状況は数をこなしていくとある程度慣れていくということが研究ではわかっていますので、拒絶される体験になれる!慣れていってメンタルを強くしましょう!という方法があります。
ただ、拒絶する体験のハードルを上げてしまうと、ちょっときついので…
簡単にできることがあります!
知らない人に挨拶をする!
誰でもいいので、道ですれ違ったりしたときに『おはようございます』など、席をお譲にするときに『こちらどうぞ』など、積極的に自分からメッセージを発信して誰かに伝えることをやっていきましょう。知らない人から挨拶されて、返せないという人も結構いますので、となると、挨拶が挨拶として返ってくる確率を考えたら、拒絶する可能性ってもちろんあるよねということです。でも、拒絶されたとしても自分が気持ちよく挨拶することによって拒絶される感覚に少し慣れていきましょう!というトレーニングです。
これは、レベルが上がっていくと、男性だったらナンパ…ですか。それこそ、拒絶が前提ですが、それを何度もやっていって拒絶に慣れていく方法もありますが、ウサギは…どうかなと…思います(汗)
【エモーショナルファーストエイド】
自分で自分の心を応急手当する方法をご紹介しました。
これを、
エモーショナルファーストエイド
(ガイ・ウィンチ)
という言い方をします。
科学的な根拠があり、アメリカのカウンセラー/ガイウィンチさんが提唱した方法になります。
ちゃんと裏があり、かなり有効な方法と言われています。
ウサギも傷付いたことがあるときは、自分の気の置けるコミュニティの人とLINEのやり取りをしたり、妻と話してみたり、どんなふうに困難を乗り越えてきたかなぁ~というかたちでなるべく、プラスの方向をに考えていく。いわゆる、セルフコンパッションのようなことをするようにしています。
今回の応急処置の方法を、辛いな、悲しいなという体験をしたときに、
このエモーショナルファーストエイドを知っておくと、
『ぼくはひとりぼっちなんだ』『わたしはひとりぼっちなんだ』というふうに、
落ち込まずに少しは心が軽くなるのではないでしょうか。
応急処置のトレーニング方法があるなんて驚きました。わたしは、すぐに殻に閉じこもる方なんで、心が傷ついたときは試してみようと思います!
心の片隅にこんな方法もあるんだと思っていただけたら幸いです。拒絶に慣れることは大変ですが、手当てということで少しでも心が軽くなれるように、ぜひ!実践してみてくださいね!
【YouTubeにて動画配信】
精神保健福祉士として、
さまざまな知識や経験を動画にしていますので、
ぜひ!ご視聴よろしくお願いします!
【HSP】とても繊細な人の心を軽くするための5つの行動
どうも!ウサギです!今回は、とても『繊細な人=HSP』についてお話しします!
こんにちは、ウサギさん!『繊細な人』という言葉を初めて聞きました!どんな人なのか聞きたいです!
こんにちは、ネコさん!5人に1人はいると言われている『繊細さん』!詳しくご紹介しますので、最後まで聞いてくださいね!
【 HSPとは】
『Highly Sensitive Person=とても繊細な人』
アメリカの心理学者
エイレン・N・アーロン博士が提唱しました。
心理学上の概念であり、病気や障害ではありません。
『生まれ持った気質』
すべての人の5人に1人はHSPと言われています。
例えば、ドラえもんの主要人物のうち一人はHSPなのか…
流川か…宮城か…いやいや三井か…
あとは、サッカーや野球などスタメン二人はいる!HSP…
というような計算になります。
なので、それぐらい結構多くいらっしゃる概念なのです。
しかも、HSPに関しては、人間だけではなく100種類以上の動物にも当てはまります。
例えば、犬や猫などにも当てはまります。
【HSPの特性は…】
DOESと呼ばれているものがあり、
Depth of processing=思慮深く行動する
物事を深く掘り下げたり、洞察したりすることが得意です。
反面、考えすぎて時間がかかる。時間がかかってしまう。
Overstimulated=刺激に敏感である
刺激に対して、良くも悪くも影響を受けやすく疲れやすい。
人混みがしんどくてものすごく疲れる。
マイナス・プラスの影響を考えると、大自然や芸術に感動だー!というふうになってしまって、その感動で疲れてしまう。
Emotional reactivity and high Empathy=共感力が高く感情に振り回されやすい
すごくいろんな方に共感できるので、空気を読み過ぎてしまう。
人の痛みを自分の痛みだと思ってしまい、すごく苦しんだりする場合があります。
例えば、赤ちゃんや動物のような話せないものや人に関しても、気持ちを察することができる。
Sensitivity to subtle stimuli=いろいろな感覚が鋭い
五感が鋭くて、いろんなことが気になってしまう。
まぶしいな、音がうるさいな、服がざらざらして気になるという感じです。
五感だけではなく、第六感的なものを感じて感がさえたりするような体験がある。
その他の特徴で、とても良心的であることもあります。
この辺のことがあるので、精神的に疲れてしまい生きづらさを感じてしまったり、
HSPに対して、自分で気づいていない方も多くいらっしゃるので、なぜこういうふうになってしまうのか?なぜ分かってもらえないのか?と言って苦しんでいる方もいらっしゃいます。
今回なぜHSPのお話しをさせてもらったかというと…
あるYouTuberの方が取り上げていまして、
妻より『ウサギさんもHSPに当てはまるんじゃない?』と言われ
自分なりにいろいろ調べてみました!
とてもわかりやすい本がありまして、
『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さんの本』
(著者:武田友紀 飛鳥新社)
こちらの本やYouTubeを見てみると、実は妻の方が当てはまりました(゚Д゚;)
HSPとは心理学上の概念なので、
これだからこうなんです~じゃ、治療してください!というものでは
ありません!
例えば、左利きなんで治療してください!B型なんで治療してください!というような同じ意味になってしまうので、これがあるから一概に苦しい…と過度に思いすぎないようにした方がいいなと思います。
なので、そうならない為の対処法をお伝えします。
【HSPの方の辛さの対処法】
本やウサギの動画などでお知りになった場合、
HSPとは、こういうものなんだ!と理解をする。
『HSP』についてと、肯定的に『ありのままの自分』を受け入れていくことが必要になります。
肯定的に受け入れていくことは、自己覚知/セルフパッションにも繋がっていきます。
ありままの自分で大丈夫!いいんだ!ということをまず受け入れましょう。
その後、HSPとは生まれ持った気質なんだ!
ただ、自分自身の行動は変えられますよね!ということで5つの行動をご紹介します。
【心を軽くするための5つの行動】
①避ける
嫌な刺激を避ける!
例えば、音がすごく嫌な方に関しては、ノイズキャンセル機能を使ってみるとか静かな場所でゆっくりする。すごく空気が読めてしまうので『あの人機嫌が悪そうだな…』というときに関しては、スルーする。物理的に近寄らない。距離をとるなどの対処をしてみる。
②待つ
HSPの方の特徴は、良心的で周りの空気が読めてしまう。しかも、思慮深くなんとなくこれが正解かなと読めてしまうところがあります。人から求められてないのに助けてしまう。受動的な感じで助けてしまうことがあるので、そうではなく、まず、事を待ちましょう!助けてしまいそうだな~困っているな~…というときに一旦待ちましょう!
待って本当にその人が助けてください。本当にこれでトラブルが起こりそう。大事になる一歩手前というくらい待って大丈夫です。命に関わるということでなければです。
助けを求めてきたときに、ちゃんとgiveしてあげる。
③選ぶ
感性が鋭いので、違和感でこの人嫌いかも。この仕事楽しいな。そいうったことを敏感にキャッチできるので、それに対して、ある意味正直になっていく。
『嫌なものは嫌だ!』と言ってみる。
これいいなということに関しては、これもしっかり選択してその行動に寄っていくことをする。良心的なあまり『これをしたらまずいのかなぁ~』と思ってしまいがちなんですが、意外に嫌いなものを嫌いと言ったり、断りたいことを断ったりしても、そんなに周りは引きずったりするわけではありません。
そこは、思い切ってやってみてください!
とはいえ、そこは難しいなと思っている方は…
④伝える
伝えることを変えてみる!
相手のことを傷つけないように伝える伝え方は、
『アサーション』と言います。
Iメッセージで傷つけない伝え方があります。
見返りを求めないというウサギの動画をご用意していますのでご確認してください。
HSPの方は言葉の選び方が得意な方だと思いますので、相手を傷つけない伝え方のっ行動をやってみてください。
この言葉を伝えることのメリットですが、
これによって相手の方に自分自身が思っていることが伝わるということだったり、あるいは、こちら側が、相手のことを考え過ぎていたのではないか?というところがちゃんと確認できます。
これによって、助けすぎ、助け疲れから少し距離をとることができます。
⑤休む
休むところはしっかり休む!
休みやすい環境におく。
光が嫌いな人はしっかり真っ暗にする。
音が嫌いな人は静かな場所に行く。
家族とかが居て厳しいなという方は、家族に『ひとりにさせてほしい』と伝える。
部屋に行って布団を被ったりして、しっかりと身体や心を休める時間をとる。
このような5つの行動をしっかりやっていけると、行動が変わり周りが自然と変わっていきます!
自分の嫌なことを避けたり、いいなと思うことを選んだりすることによって、
あなたの周りの環境があなたにとってプラスになるようなもののかたちで選択できるようになります。
そして、人間関係においても先程の嫌だなという人を避けたり、自分の思いを伝えて断るべきところは断ったりお願いするべきことはお願いしたりしていくと、HSPの方がすごく繊細でいろんなことができてしまって尚且つ良心的であるので、
『あぁ、この人にいろいろ言っておけば助かるな』というかたちで、なんとなく搾取してくるような人はちゃんと断るので『じゃ、いいや』と言って離れていってくれたり、あるいは、『あなたそういうことを思っていたのね?』『あなたに対してはこういうような対処をしていきましょう』とあなたに対して優しくしてくれる方たちがあなたのまわりに残っていくので、周りの人間関係が自然に変わっていく。
そして、生きづらさというものが少しずつ解消されていくのではないかなと思います。
自分の特性で、自分はなんでこんな感じなんだろう…というふうに悩んだり、苦しいなと思ったりするときもあるのかもしれまんが、もしそれが、HSPが原因かなと気づかれた、あるいは、そうかもと思われた場合は、そういうものなんだから、まず、自分自身のありのままをしっかり見つめていきましょう!
それによって、行動を少しずつ変えることです!
自分自身の内面が変わろうとか、苦手を変えようとかではなく。
行動を変えることによって、周りの環境や人間関係を変えていきましょう!
だから、
あなたの本質は変わらなくていいのです!
HSPとは新しい概念で、90年代から急に言われ始めて、
最近になっても『HSP=繊細さん』というかたちで取り上げた書籍も多くなり、今非常に注目の概念なのかなと思います。しかも、5人に1人なのでとても多くの方がいらっしゃるので、今回のお話しをヒントにしていただいたり、そういった書籍なども見ていただいて、自分の生きづらさはこういったことからきていたのかもしれないな。
こういったふうに対処したら生きづらさが少し心が軽くなるなと思っていただけましたら今後もよろしくお願いいたします!
わたしも『繊細さん』みたいです(汗)自分を知る機会ができたので、お話しが聞けて良かったです!対策をしていこうと思います!
今回、ご紹介した5つの行動を実践することで、少しでも心が軽くなってほしいなと思っていますので試してみてください!
【YouTubeにて動画配信】
この他にも、
精神保健福祉士として様々な知識や経験を動画にしていますので、
ぜひ、ご視聴よろしくお願いします!
相手に行動を変えてほしい時の3つの伝え方!
どうも!ウサギです!今回は面接技法シリーズの『行動を変えてもらう思いの伝え方』の方法をご紹介です!
こんにちは、ウサギさん!伝え方で行動が変えられるなんて、なんだか難しそうですね。
こんにちは!ネコさん!わかりやすいように小芝居を加えて説明しますので、ぜひ!最後まで聞いてくださいね!
- 【小芝居のテーマ】
- 『辞めたい』という野球部のエースを止めるウサギ!
- パターン①
- パターン②
- パターン③
- パターン①は・・・
- パターン②は・・・
- パターン③は・・・
- 【それぞれの特徴と留意点】
- 相手を承認・称賛する場合…
- マイナスな選択をしているときに関して…
- 【YouTubeにて動画配信】
【小芝居のテーマ】
『辞めたい』という野球部のエースを止めるウサギ!
3パターンありますので、それぞれの違いを注目してくださいね!
パターン①
『ウサギ!俺、野球辞めようと思うんだけど・・・』
『えっ!いやいやいや!辞めるなよ!今まで頑張ってきたじゃないか!もったいないじゃないか!おまえ才能あるんだから!いい球、投げるじゃないか!これからも頑張れよ!』
これがまず1つの目パターンです。
パターン②
『ウサギ。俺、野球辞めようと思うんだ・・・』
『えっ!どうしたんだよー!俺、おまえと一緒に野球続けたいよ!おまえがチームに残ってくれたら俺、嬉しいな!』
これが2つ目のパターンです。
パターン③
『ウサギ!俺、野球辞めようと思うんだ・・・』
『えっ!いやいやいや!俺たちと一緒に頑張ろうよ!みんながおまえが居てくれるだけで安心なんだ!みんなで優勝を目指そうぜ!』
これが3つ目のパターンです。
それぞれの違いを説明します!
パターン①は・・・
『辞めるなよ!今まで頑張ってきたじゃないか!もったいないじゃないか!おまえ才能あるんだから!』
これは、YOUメッセージ(ユーメッセージ)という話し方です。
話の主体や内容の中心が相手になっている。
あなた頑張ってきたじゃない。
あなた辞めるなよ。
あなたもったいない。
直接的で指示的な内容が多いのです。
パターン②は・・・
『俺、おまえと一緒に野球続けたいよ!おまえがチームに残ってくれたら俺、嬉しいな!』
これは、Iメッセージ(アイメッセージ)という話し方です。
話の主体はこちら側(ウサギ側)
・ウサギはこう思います。
・わたしはこうなんです。
・これに関してこう感じるんだよ。
本来は引き止めたいということがありますが、
そこに、婉曲的・間接的なメッセージというところで、話し手側の感情を伝えている。
パターン③は・・・
『俺たちと一緒に頑張ろうよ!みんながおまえが居てくれるだけで安心なんだ!みんなで優勝を目指そうぜ!』
これは、WEメッセージ(ウィーメッセージ)という話し方です。
話の主体が共同体になっている。
・あいつもおまえが居てくれると嬉しいって言ってたよ。
・第三者を入れる場合がある。
【それぞれの特徴と留意点】
先程のYOUメッセージに関しては、相手に明確な意図を伝えられます。
『辞めるなよ』というメッセージを直接伝えられますが、ただこれは、指示的でプレッシャーを与えてしまいますし、『なんだよ!』というふうになりかねないのです。
元々辞めたいと思っている人に辞めるな!と伝えても心に響きにくいところがあります。
ただ、直接的にこうしてほしい!ということを伝えることに関しては結構強いメッセージ性があります。
Iメッセージに関しては、相手が主体的に選択できるが意図が伝わりづらい。
『ウサギはこうしてほしいんだけど』ということなので、言われてる方は『じゃ、どうしたらいいの?』となり、意図が伝わりづらい。
あるいは、話の論点がズレがちになります。
内容によっては、『なんでおまえにそんなこと言われないといけないんだよ?』
『なんでおまえのためにしないといけないんだよ!』みたいな感じで、反感を買うこともあります。
これは、逆の場合もあります。
『はっ、そこまでおれのこと心配してくれるの?』
『あぁ、そこまで支えてくれるんだね!』など、好意をいだかれるまではいいのですが、なんかちょっとそれで依存的な感情が沸いてしまう場合があります。
この辺は、精神保健福祉士としてちょっと注意しないといけないところは、
相談に乗っている間に恋愛感情を持たれてしまうということを引き起こしかねないので留意点なところです。
WEメッセージに関しては、共通の理念や目標があると強い。
共同体の共通の理念や目標があるとWEメッセージが使いやすいのです。
根拠や理念がないと、先程の『一緒に優勝目指そうよ!』そういうのは、共通の目標があるんで、ビジョンを共有しやすいのですが、こういったものがないとわかりにくかったりします。
そこに第三者の名前を出していくと、責任が分散されたり、『実際、みんなって言っているけど、みんなって?どいうふうなんだろう?』となってしまいます。
特にこういうのは、プラスの方向に持っていくということはいいかなと思いますが、
課題を直面化させようというとき、
『きみのここが悪い部分だから、みんなここがきみの悪い部分だって言ってたよ』
『だから、きみはここをみんなの想いを通じてなおすべきだ!』・・・
みたいな感じのことを言うと、
『みんながおもっている、みんなってなんだよ!』
『みんなが思っているって、だいたいおまえはどう思っているんだよ!』と反感を買ってしまいます。
→反感を買い不安にさせ孤独にする
あるいは、『みんながそう思っている、みんなが悪いって言ってるぞ!』となると、
言われている方は、どんどん孤立化していきます。
なので、相手を孤独にさせたり、不安にさせたりする場合もあります。
プラスで背中を押していくというときに関しては、このWEメッセージは効果的だと思いますが、共通の、共同体の目標があればいいと思います。
課題の直面化のときに、これを使うと相手に与えるプレッシャーは非常に大きいのです。
この、YOUメッセージ・Iメッセージ・WEメッセージをうまく使い分けながら、寄り添う場面では、しっかり寄り添い勇気づける場面ではしっかり勇気づけましょう。
相手を承認・称賛する場合…
YOUメッセージよりも、Iメッセージの方がすごく承認されたなという気になります。
さらに、WEメッセージの方が、承認された感が非常に強く、自己効力感を与えると言われています。
なので、面接の中でもうまく使っていきながら、普段の日常生活の中でもうまく使っていくことによって人間関係が円滑にいくのではないでしょうか。
また、相談援助の中でも、行き詰ってるな。本人の思いが偏っているなとなったときに、Iメッセージを伝えて、『わたしは、このように思うのですが・・・』
マイナスな選択をしているときに関して…
『死にたいんです…』『死んではダメです!』というのではなく、
『あなたにわたしは死んでほしくないと思いますよ』というかたちで、
Iメッセージによって伝える!
Iメッセージによる伝え方は、相手を否定しない!
相手の感情は肯定をし自分の思いを伝えることもできます。
小芝居とてもわかりやすくて良かったです!WEメッセージに関しては、わたしも苦い経験があり『みんなが言ってるよ…』と言われ、不安や孤独に陥りました。言い方ひとつで気持ちってこんなに違うんだと実感しました。プラス面で使ってほしいですね。
マイナス面で使うと相手を傷つけてしまうので、伝え方で相手がどう思うか?ということを想像しながら、今回の三つのメッセージをうまく使ってみてください!
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この他にも、
精神保健福祉士として様々な知識や経験を動画にしていますので、
ぜひ、ご視聴よろしくお願いします!
安心させたり!ハッとさせたり!話の切り返しの3つのテクニック!
どうも!ウサギです!面接技法テクニック話の切り返しテクニック3つです!
こんにちは、ウサギさん!話の切り替えしは考えてしまいます。テクニックがあったら聞きたいです!
こんにちは!ネコさん!会話はとても重要なので、面接やいろんな方との会話でも活用できるテクニックをご紹介したいと思いますので、ぜひ!最後まで聞いてくださいね!
・ぺーシング
・リフレーミング
この3つについてご紹介をしていきます!
①ぺーシング
これは、相手から話を聞いていく場合、
相手の言葉の全部、一部を繰り返して返す反応の仕方です。
例えば、『わたし、もう、ダメだと思うんですよ~』と言われた場合、
『あ~、ダメだと思うんですか・・』という感じで返す。
これは、どういった効果があるのかというと、
・相談をしに来られた方が、クライエントの方が自信なさそうにしゃべっている時に、
あなた今こういうことを言っていますけど・・・
という感じで自分の言葉をしっかり聞いてもらうということです。
・その方が、ちょっと記憶力・思考力がちょっと心配かな。
この人、言ったそばから忘れるかも・・という場合は、
繰り返して、今あなたこう言いましたよと伝えてあげる。
・話を聞いている方が、ちゃんと聞いているんだよ!とアピールするためです。
・それを言うことによって、語りを促したり、繰り返すことで言葉の重み(重要性)を印象付け深めるときです。
※注意点:やりすぎると会話のリズムが崩れていきます。
※オウム返しをされていると思い、バカにされていると感じます。
これは、ここぞというときや重要な話をしているときに使います。
この技法を使うと、よりそこの部分に関して、相手に話を深めてもらったり安心感を与えたりすることができます。
次の技法はノンバーバル・コミュニケーションに近い技法です。
ノンバーバル・コミュニケーションとは、
言葉によらない反応の仕方、コミュニケーションの仕方です。
②ミラーリング
ぺーシングとは、言葉を全部、一部を引用して返すですが、
ミラーリングとは、相手の行動や仕草に関しての真似をします。
・相手が頭を抱えている状態のときに、頭を抱えながら見てみるとか。
・相手が眉間にしわを寄せて考えているときは、同じことはなかなか難しいですが同じ風にしてみる。
相手がどういふうなことを考えているのかな?と、相手と同じような行動や仕草をとることによって、話を聞く方が、その方への共感力を高めていく。
(聞き手の共感力を高められる)
・相手に気づきを求める
相手に『なんでこんな態度なんだ?えっ?ひょっとして僕がしてるから?』という感じで相手にその状況を気づいてもらう効果があります。
先程のぺーシングと同様に極端にしてしまうとバカにしているふうに捉えられてしまいますので、そこは注意しましょう!
③リフレーミング
・別の表現に置き換えてみる!
例えば、『なんだか、ツラくて・・死にたいんです・・』と言われたときに、
『あぁ、死にたいくらい今ツラい気持ちがあって、悲しみで満たされてるんですね』
みたいなかたちで、ご本人さんが言われる言葉を別の表現に置き換えてみる!
・否定的な視点を切り替える!
例えば、否定的な発言ばかりしているなというときに、見方を変えると、こういうふうにも言えますよね。こういうふうにおっしゃってますけど、これってこういうことですかね?と、ちょっと視点を変えるということです。
・気づきを促す!
『今、なかなか自由がなくて・・どうしても、彼女からの束縛があって・・ツラいんです・・』など、『でも彼女さんは、あなたのことをいつも見守ってるんですね』と言い換えることによって、『あぁ、なるほど、ひょっとしたらそうやって見方を変えると少し安心かな。心配されているというふうに捉えることができるのかな?』と、実は悩んでいるようなことが課題ではなくて少し安心に繋がることもあるんだよ!
・話を整理する!
話がすごく盛り上がったときに、『これってこういうことですか?』ということによって話を整理する。
ちらかりそうになったものを、少しまとめてみて、『これって言い変えると、こういうことですか?』というかたちで、『あぁ、そうです!そうです!』という感じです。
『いえいえ、そうではないんです!』など。
ちょっと整理して方向性を定めるというときに使います。
・こちらが理解出来ているかを確認する!
今言った内容にも繋がりますが、こちらが理解していることが、正しいのか?というところの確認をする。
『これってこういうことですか?』『えー違いますよ!』
『あぁ、そうそう!』『そうとも言えますね!』というかたちで、言ってもらえると、なるほど、ここまで聞いていることの解釈はこれでいいんだ!と、支援者側がしっかりわかるということです。
ただ、はずし過ぎると気まずくなります!
『いえいえ、だからそういことじゃないって言ってるのに・・』
『もぉ~。なかなか、わかってもらえない・・話していてもきついな』というふうな印象を与えてしまいます。
・相手が流されて本心から外れる
逆に、なんだか説得力があったりすると、相手が変にそっちの方向に流されてしまう。『ぼくが思っていること、そういうふうな捉え方あるんですね!じゃいいか!』みたいな感じで、この人本当に大丈夫?この解釈で大丈夫?流されている可能性もあります。
なので、そこに関してもしっかりケアしましょう!
その都度、確認をしていきましょう!
あまりこの辺の技法に寄っていくと・・・
誘導してしまったり本当の真意からずれていってしまうので、
話を聞くときに関してはしっかりと確認をし、
『ここまで大丈夫ですか?』
『これはわたしの解釈が飛躍し過ぎではないですかね?』
というところに関してもしっかり確認していきましょう!
今回のような技法を使っていくと、相手が自分のことを理解してくれているんだな。
ここの部分をすごく大切に捉えてくれているんだな。ということが伝わりやすいので、相手の方に対して安心感を持っていただきながら、相手の中で気づきをもたらすことによって『なるほど、こういうこともあるんだ。こういうふうに考えてもいいんだね』というかたちで、さらに安心をしていただくことが出来ていきます。
これは、面接技法ですが、面接だけではなく普段のお知り合いだったり友人だったり、パートナーだったり、そういった方での会話でも使っていくと、あなたとの信頼関係は爆上がりするのではないでしょうか!
・ぺーシング・ミラーリング・リフレーミングこの3つを心得ていたら会話がスムーズに進みますね!しっかり学びたいと思います!
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安心させたり!ハッとさせたり!話の切り返しの3つのテクニック!
[超入門】相手の思いを引き出すための質問術!活用ポイントと注意!
どうも!ウサギです!今回は話を聞く技術ということで、『いろいろ話していただくための質問の仕方』です!
こんにちは、ウサギさん!質問の仕方もあるんですね!
こんにちは、ネコさん!質問の仕方次第で相手の気持ちの答え方が変わってくるので、質問の活用ポイントを一緒に学んでいきましょう!
精神保健福祉士は面接をしていきますが、クライエント(相談のある方)がこの辺でお話しを聞いてほしいのですが・・と、なんらかのニーズ(悩み)を傾聴して、一緒に解決していきますよというような面接をしていきます。
一般の方も、誰々さんからこういった話を聞いてほしいとか、
相手から相談を持ちかけられる場合もあれば、
友達の誰々が調子が悪そうだな?
どうしたんだろう?
何か悩みがあるのかな?
話を聞こうかな?
というようなパターンもあると思います。
そういった時に、相談を持ちかけられ、相談を聞いてみようかなとなった時に、
その方の思っていることやいろいろと情報を集めていき、
なるほど!そういうことなのね!というふうに、
情報収集する必要があると思います。
うまく相手の方が答えやすいような、話し方をして質問し、情報を得ていく必要があります。
この質問の仕方、情報の得かたを2つ取り上げたいと思います。
1、閉じられた質問
クローズドクエスチョンと言います。
『はい』『いいえ』などの限定された選択肢で答えられる質問です。
・『どうしたの?最近眠れてる?』
・『今日眠れた?』と聞くと、
相手の回答は、『眠れたよ』or『やぁ~全然、眠れなかった・・』と言います。
・この2タイプのことを言えばいいのです。
最低限これを言えばいいということです。
少ない回答で済むような質問を閉じられた質問と言います。
これをどういったときに話しをしていくのか?
・端的に思いを知りたい時
例えば、話を聞く側が端的にご本人さんがどう思っているのかな?
というところを使ってみたいとき、あらかじめこちらの方がこうなの?
と聞いてみて。
『そうだよ。』『違うよと。』答えて把握をしていく。
逆に、ご本人さんがめっちゃしゃべるタイプの人でちょっと話がまとまらなくなってきたな・・
・いったんまとめる時
『これ、でも、つまりはこういうことなの?』という感じで一回まとめて、
小さい(短い)答えになるように聞いてみる。
『あぁー。そうそう!こういうこと。』『いやいやそうじゃない』というかたちです。
話のまとまりをするためにあえてこういったかたちで、Yes or Noか答えられるような質問をする。
・なかなか発言されにくい時
こういうふうにすることによって、話の焦点ができていきます。
あとは、なかなかその辺、悩んでて『ん”~ん”~』とこの方、口が重いな・・
なかなか発言が難しそうだなというときに関しても、なるべく話しやすいようにというかたちで、
『こういった感じですか?』『こういうふうに思っているんですかね?』で
なるべく、短い返答で済むような話をしたら少し展開できます。
ただ、これはあまり連続して使ってしまうと、
なんだか、ただインタビューしているだけ・・
こういった質問ができるというところは、話を聞く側が想像しているからそう言ったかたちで質問できるので、下手すると誘導尋問みたいになってしまい、なんとなく聞いている側が言っている側のことをリードして行き過ぎてしまうことがあったりします。
あとは、ご本人さんが本当にそう思っているかなど、しっかりその真意が聞き出しにくいので、かなり共感力がないとこればっかり連発するとまずいことになります。
な・の・で!
2、開かれた質問
この閉じられた質問の対になる、『開かれた質問』というものです。
『オープンクエスチョン』という言葉があります。
先程とは逆に、自由な発言を誘発する質問です。
『それってなぜそのように思ったのですか?』
『どういうふうにこれをやってきたのですか?』
英語にして言うと、『WHY?』『HOW?』とか言うような、
そういった理由とか、どのようにとか、というところを聞く聞き方です。
そうすると、ご本人さんが自分の言葉で自由に話しやすくなります。
・相手の思考がまとまっている時
『これって、実はこういうふうにして、こうだったんだよ。』と、結構いろんなかたちで発言ができます。
その方が話したいことがある程度、思考がまとまっている場合に関しては、こういうふうな質問をするとスムーズに話をしてくれたりします。
・相手が話たがっている時
もともとなんとなく話したそうで、うずうずしているなというときは、
まず、こうした質問をなげかけることによってどんどん自由に話をしてもらいます。
【まとめ】
こういった質問ができればご本人さんが、すごく主体的にいろいろ話してくれるようになるので、焦点がつかみやすくなっていくところもありますが・・
逆に、あまりにも自由に話され続けると、
先程、閉じられた時は焦点を絞ると言いましたが、
これをすると『あれ?この人何を悩んでたのか?』
『今回、どういった相談で話してたのか?』と、
焦点がぼやけたり(話が散らかる)、
調子が悪くてその辺の話の真意をつかむのが難しくなる場合があります。
聞き手の方が、本当に話したいことのスジがなんなのか?
というところに関しても、惑わされず広げられ過ぎずそこからあまりブレずにいくことが必要になります。
『なるほど、そいういことなのね。』と
『これってつまりこういうことなの?』
というかたちで一回戻って先程の閉じられた質問をうまく使ってみましょう。
なので、『開かれた質問』と『閉じられた質問』をうまく組み合わせながら質問をしていくと、この方のペースに合わせて、なかなか話せない場合は、閉じられた質問の中で、話しやすいように促していく。発言がだいぶ増えてきたなと思ったら、開かれた質問をして話していただく。この2つを組み合わせることによって、情報の収集であったり、相談の面接を少し活性化することができるんだよということです。
相手の状況を把握しながら質問を変えることでスムーズに会話ができますね!『開かれた質問』と『閉じられた質問』をうまく使っていきます!
今回の『開かれた質問』と『閉じられた質問』というのは、基礎中の基礎になります。ので、悩み事の相談や面接をする場合は、ぜひ試してみてください。
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【聴く技術】分かったつもりにならない!『傾聴』の本質!【面接】
どうも!ウサギです!今回は面接技法で大切な『傾聴』についてのお話しをしたいと思います。
こんにちは、ウサギさん!『傾聴』はどんなときでも大事なことですよね。
こんにちは、ネコさん!傾聴の中にいろんな技法をまじえながら技術を引き出していきますのでぜひ!最後まで聞いてくださいね!
支援を始めたばかりの人や実際支援をしている人達から、『傾聴』しましたと聞きますが、
その『傾聴』は実際どういうふうにしたの?と尋ねると、
・あらかじめ用意していた答えに誘導する
・説教する
あらかじめこちらが用意していた、回答に導く感じで話しをしていたり、諭す!
だったり、説得する!下手すると説教する!というやり方で傾聴しました!
と言われる方がいました。
・面接時間が5~10分と短く
ウサギとしては、『甘い!!』と思いました。
それは、全然『傾聴』とは言わないのです。
以前、動画で『傾聴』はしっかり聞くことが大事なんです!!とお伝えしました。
ケースワークや支援というところで話しを聞いているときに、
結論を導き出したいな狙いの方向になんとかもっていきたいなという感じになってしまって、ついつい、相手のペースをみだし、途中でさえぎって、クライエントの方が『まぁ・・そうなのかな?・・』しぶしぶ同意せざるをえない感じの空気になってしまい、『あぁ、いい方向に進んだ!!自分は傾聴できたんだ!
面接はうまくいったんだ!』と思ってしまう人・・残念です。
それは良くないと思います!!
じっくり聞いて結論を急がせない!!
相手の様子をみながら、自分のペースで話してもらったり、あるいは、なかなかそれが難しい場合、簡単に答えやすいような質問のやり方やこちらが少しリードをしてあげたり、相手が話しやすくしてあげることが大切です。
ペースを調節して話しやすくしていく。
もちろん場面設定も重要です。
【生活場面面接】
面接というかしこまった感じは難しいので、何かをやりながら話したり。
なんか休憩場でタバコ吸っているなと思ったら横にいってちょっと雑談でもしながら聞いてみるかぁ。※タバコの煙が無理な方は違う方法でお近づきをしてみてください。
そういった生活活動の中で
自然な会話のやり取りから展開することを『生活場面面接』と言います。
必ずしも面接室の中だけで、面接が完結するわけではない!のです。
【ノンバーバル・コミュニケーション】
結構、沈黙があるとなかなかきついなと思い、ついつい次の話題で話しを急かそうとしてしまうときもありますが、沈黙が非常に大事でもあります!
あえて、間をあけてみたり本人さんがどのような感じの雰囲気、あるいは身振り手振りをしているのかな?なんかうつむいて考えているところがあるな。
ちょっと、視線をそらしてみたな。ちょっと眉間にしわがよったな。などですが、
これを、『ノンバーバル・コミュニケーション』と言います。
こういうのを見落とさず、注目をしていく。
沈黙をうまく使い、考えをクライエントの方に整理をしてもらう。
ときには、この話ってこういこと言われてます?
この話ってこうですか?これ、わたしはこのように受け取りました。
というような、言い換え、解釈、感情の反映などの技法を使いながら、
クライエントの思いを汲みとっていくのですが、これも、あまりタイミングとかをうまくせずに、こちら側がなんとなく意図的にそっち側に解釈したりすると、
結局それは、
『ぼくは、こういうふうに思っていないのに、
そんなふうに捉えられてしまうんだ・・
自分のことをやっぱりわかってくれないんだね・・』
とそっていく方向にいってしまいます。
支援者の考える意図に方向づけるものとして使うわけではないのです!
【iメッセージ】
逆にこちら側が、メッセージをしっかり伝えるという場面ももちろんあります。
『わたしにはこういうふうに、思われます。』
『わたしはあなたに対してこういうふうに思います。』
という伝え方を、『iメッセージ』と言います。
例えば、『ツラいな死にたいな』とそういったことを相談してくる方へ、
『わたしは、あなたに死んでほしくないと思います』ということを、
場合によっては『iメッセージ』を使って伝えることもあると思います。
こういったかたちで、いろんな方法を使い、自ら決断をしてもらう。
選択をしてもらう。
方向性に関してを、その人の主体的な考え方でやっていってもらう。
まず、面接が始まるときに、そこでは自由な発言をしていいんですよ!
思っていることを言っていただいていいんですよ!
あるいは、言いたくないことがあったら言わなくても大丈夫なんです!
その方が、自由な発言だったり、自由な感情表出をすることは大丈夫なことなんですよと保証することも非常に重要です。
なので、そういったことをやっていくと場合によっては、非常に長いセッションになる場合があります。ウサギも2時間くらい話を聞いたことがありました。
他にも定期的に話を聞いて、都度その目標に向かって、次はどうしようかということを話してセッションを重ねるやり方を行っている方もいます。その際はあえて時間をくぎったりしますが、それでもだいたい30~40分です。
どういった面接の長さにするのか、面接を何を持って終了とするのか、
その選択はクライエントの意思なのです。
『一応ここまでできましたが、これで面接を終了してもいいですか?』
『次回を、設定しなくても大丈夫ですか?』
ご本人さんの意思をしっかりと確認してください。
・面接終結もクライエントの意思が大切!
支援者の方が、うまくやりきった!
なので、今回でおしまいです!というふうには言わない!!!
それで本当に大丈夫なのか?
支援者がわかった気にならないということです。
結構な時間と結構な寄り添い体力(ウサギの造語)を要しながら、
やっていくそれが傾聴である。
こちら側の、意図に対しての説得したり誘導したりすることを傾聴と言いませんよ!
技法に頼る、優先することではなくて、しっかり聞くことが大事なんだよという本質的なものです。
確かに、5~10分お話しを聞いただけでは、その人の本質的なものはみえないですよね。でも、沈黙が大事なのも驚きです!すぐに、答えを出したいと思ってしまいますし。
面接は緊張感も加わりますので、クライエントの方が落ち着いて面接できるように焦らずに面接を進めることも大事ですし、ウサギ造語の時間と寄り添いながらの傾聴がとても大事なことなんです!傾聴することで、よりよい支援を目指していきたいとウサギは思っています!
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