[超入門】相手の思いを引き出すための質問術!活用ポイントと注意!

どうも!ウサギです!今回は話を聞く技術ということで、『いろいろ話していただくための質問の仕方』です!

こんにちは、ウサギさん!質問の仕方もあるんですね!

こんにちは、ネコさん!質問の仕方次第で相手の気持ちの答え方が変わってくるので、質問の活用ポイントを一緒に学んでいきましょう!

 

 

精神保健福祉士は面接をしていきますが、クライエント(相談のある方)がこの辺でお話しを聞いてほしいのですが・・と、なんらかのニーズ(悩み)を傾聴して、一緒に解決していきますよというような面接をしていきます。

 

一般の方も、誰々さんからこういった話を聞いてほしいとか、

相手から相談を持ちかけられる場合もあれば、

友達の誰々が調子が悪そうだな?

どうしたんだろう?

何か悩みがあるのかな?

話を聞こうかな?

というようなパターンもあると思います。

そういった時に、相談を持ちかけられ、相談を聞いてみようかなとなった時に、

その方の思っていることやいろいろと情報を集めていき、

なるほど!そういうことなのね!というふうに、

情報収集する必要があると思います。

うまく相手の方が答えやすいような、話し方をして質問し、情報を得ていく必要があります。

この質問の仕方、情報の得かたを2つ取り上げたいと思います。

1、閉じられた質問

クローズドクエスチョンと言います。

『はい』『いいえ』などの限定された選択肢で答えられる質問です。

・『どうしたの?最近眠れてる?』

・『今日眠れた?』と聞くと、

相手の回答は、『眠れたよ』or『やぁ~全然、眠れなかった・・』と言います。

・この2タイプのことを言えばいいのです。

最低限これを言えばいいということです。

少ない回答で済むような質問を閉じられた質問と言います。

これをどういったときに話しをしていくのか?

・端的に思いを知りたい時

例えば、話を聞く側が端的にご本人さんがどう思っているのかな?

というところを使ってみたいとき、あらかじめこちらの方がこうなの?

と聞いてみて。

『そうだよ。』『違うよと。』答えて把握をしていく。

 

逆に、ご本人さんがめっちゃしゃべるタイプの人でちょっと話がまとまらなくなってきたな・・

・いったんまとめる時

『これ、でも、つまりはこういうことなの?』という感じで一回まとめて、

小さい(短い)答えになるように聞いてみる。

『あぁー。そうそう!こういうこと。』『いやいやそうじゃない』というかたちです。

 話のまとまりをするためにあえてこういったかたちで、Yes or Noか答えられるような質問をする。

 

・なかなか発言されにくい時

こういうふうにすることによって、話の焦点ができていきます。

あとは、なかなかその辺、悩んでて『ん”~ん”~』とこの方、口が重いな・・

なかなか発言が難しそうだなというときに関しても、なるべく話しやすいようにというかたちで、

『こういった感じですか?』『こういうふうに思っているんですかね?』で

なるべく、短い返答で済むような話をしたら少し展開できます。

ただ、これはあまり連続して使ってしまうと、

なんだか、ただインタビューしているだけ・・

こういった質問ができるというところは、話を聞く側が想像しているからそう言ったかたちで質問できるので、下手すると誘導尋問みたいになってしまい、なんとなく聞いている側が言っている側のことをリードして行き過ぎてしまうことがあったりします。

 

あとは、ご本人さんが本当にそう思っているかなど、しっかりその真意が聞き出しにくいので、かなり共感力がないとこればっかり連発するとまずいことになります。

な・の・で!

2、開かれた質問

この閉じられた質問の対になる、『開かれた質問』というものです。

『オープンクエスチョン』という言葉があります。

先程とは逆に、自由な発言を誘発する質問です。

『それってなぜそのように思ったのですか?』

『どういうふうにこれをやってきたのですか?』

英語にして言うと、『WHY?』『HOW?』とか言うような、

そういった理由とか、どのようにとか、というところを聞く聞き方です。

そうすると、ご本人さんが自分の言葉で自由に話しやすくなります。

 

・相手の思考がまとまっている時

『これって、実はこういうふうにして、こうだったんだよ。』と、結構いろんなかたちで発言ができます。

その方が話したいことがある程度、思考がまとまっている場合に関しては、こういうふうな質問をするとスムーズに話をしてくれたりします。

 

・相手が話たがっている時

もともとなんとなく話したそうで、うずうずしているなというときは、

まず、こうした質問をなげかけることによってどんどん自由に話をしてもらいます。

 

【まとめ】

こういった質問ができればご本人さんが、すごく主体的にいろいろ話してくれるようになるので、焦点がつかみやすくなっていくところもありますが・・

逆に、あまりにも自由に話され続けると、

先程、閉じられた時は焦点を絞ると言いましたが、

これをすると『あれ?この人何を悩んでたのか?』

『今回、どういった相談で話してたのか?』と、

焦点がぼやけたり(話が散らかる)、

調子が悪くてその辺の話の真意をつかむのが難しくなる場合があります。

聞き手の方が、本当に話したいことのスジがなんなのか?

というところに関しても、惑わされず広げられ過ぎずそこからあまりブレずにいくことが必要になります。

『なるほど、そいういことなのね。』と

『これってつまりこういうことなの?』

というかたちで一回戻って先程の閉じられた質問をうまく使ってみましょう。

なので、『開かれた質問』と『閉じられた質問』をうまく組み合わせながら質問をしていくと、この方のペースに合わせて、なかなか話せない場合は、閉じられた質問の中で、話しやすいように促していく。発言がだいぶ増えてきたなと思ったら、開かれた質問をして話していただく。この2つを組み合わせることによって、情報の収集であったり、相談の面接を少し活性化することができるんだよということです。

 

相手の状況を把握しながら質問を変えることでスムーズに会話ができますね!『開かれた質問』と『閉じられた質問』をうまく使っていきます!

今回の『開かれた質問』と『閉じられた質問』というのは、基礎中の基礎になります。ので、悩み事の相談や面接をする場合は、ぜひ試してみてください。

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