【嫌われる勇気】アドラー心理学!幸せに気づくための勇気づけ!

どうも!ウサギです!今回は幸せに気づくための心理学ということで、アドラー心理学をご紹介していきたいと思います!

こんにちは、ウサギさん!アドラー心理学という言葉は聞いたことがありますが、詳しくはわからないのでご説明よろしくお願いします!

アドラー心理学はいろんな方が紹介されていますし、本の方でもベストセラーになった『嫌われる勇気』などがあります。今の世の中では浸透し、求められているのかなと。聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、ぜひ、ウサギのご紹介をお聞きください!

 

アドラー心理学は、結構ハードでパワフルなところがあります。

幸せに気づく心理学だということで、優しいことを言ってくれるのかな?

と思い読み進めていくと、

 

う”-う”-!!!

 

と、なるようなところもあり、結構ハードなこと言ったりします。

なので、その辺のところもお伝えしながら、

本質的には

勇気づけの心理学!!!

というふうにも言われていますので、

最終的にはかなり支えてくれます!

 

このアドラー心理学!その名の通り、

ルフレッド・アドラー

(1870-1937)

が提唱した心理学です。

これは、世界3大心理学者

・ジグムント・フロイト

カール・グスタフユング

・アルフレッド・アドラー

 

個人心理学とも呼ばれますが、

日本語ではニュアンスが違いますので、アドラー心理学で定着しています。

 

これに関して、簡単に要約してお伝えしますと、

・人間は目的のために行動する

・全ての悩みは人間関係である

・世界は自分かそれ以外かである

・共同体の中で貢献することで幸せになれる

・『今ここで』を生きるために勇気をもつ

 

 人間は目的の為に行動し、自分の人生を自分で変えることができる。

すべての悩みは人間関係であり、自分の課題とそれ以外を切り分けることで、世界はシンプルになる。自分が、仲間との共同体の中で、貢献するということで幸せになれるんだよ。ただ、その行動に承認は求めない、ただ、感謝をすれば良い。

今ここを生きるために勇気を持つのである。

ということを言っています。

 

なので、精神分析フロイトは、

同じく人の行動に関して同じ着目をしていますが、

人の行動には理由があるんだよというところで、

フロイトは、

それは過去にツラい体験があったからだとか、

過去の幼少期のこの刺激的な体験によってトラウマができて!

という、トラウマの概念をいっています。

フロイト:『原因論』『トラウマ』

アドラー:『目的論』

 アドラーは、原因論を覆し、目的にあると捉えています。

 

人はうまくいかないこと、挑戦しないこと、

あるいは、変化をしたくないことの言い訳として、

「言い訳をする」という目的の為に、この原因を利用するのである。

というふうに伝えています。

 

なので、

『えっ!!』『うそ!!』

『トラウマを利用している?!』

っていうんですか(゚Д゚;)!!

 

というかたちで、結構ショックを受けてしまうという人がいると思いますが、

これは、どういうことかと言いますと。

例えば、子どもを叱るときに凄く怒って言ってみる、

『ダメでしょ!!!』

 

怒りをもって・・よくやりがちですが・・

 

怒りは本質的には、必要のないことですよね・・

 

この怒りというのは、

怒りのパワーによって子どもを屈服させたい。

『目的』で使っていると言える。

 

あるいは、

『う”~!!!』『しくしく』泣いて、

その様子をみて、『あっ、、大丈夫?』

『ちょっと、ツラいのかな?』

いろいろと、声をかけるのですが、

この涙を例えば、同情をかうために、使うことだってあるんだよ。

人の心を操作する『目的』で涙を使う。

かなり、厳しいことを言っていますが・・

まぁ、もし、本当にそうなんだとしたら、それに気づきさえすれば、

行動は変えられることができるんだよ!!!

 

なので、同じようにトラウマがあったとして、

『これきついな』『これはちょっと、ツラいな』

『これによって、ぼくは、こういったことができないだよ』

『これによって、わたしは、こういったことが目指せないんだよ』

といったようなこと。

要は、親に反対されたから、この仕事の方にはいかなくて、

今の仕事の方に甘んじているんだよという場合に関しては、

本質的には、親の評価なんて関係なくて、それ自分で勝手に目指せばよかったのに、

挑戦したら失敗したかもしれない場合、するのが怖い場合、挑戦しないことを親のせいにする、

その目的のために、親の言いつけというところを使っているでしょ。

 

 これも厳しいですが・・

 

この本質に自分が気づけば行動を変えて、チャレンジしようとなります。

気づくことで行動が変わり、行動が変わると人生が変わる!

 

 なので、そういった所で心が揺り動かされたり、

悩んだりということに関しては、

基本的に人間のすべての悩みは、人間関係なんだ!!

というふうに言っています。

・仕事の関係

(永続しない関係)

・友人関係

(永続するが運命は共にしない関係)

・愛情の関係

(永続し運命を共にする関係)

 一時的なものや、永続的なものといった感じで分けていく。

なので、人間関係の中で大切なものは横のつながりなんだよ!

ということを、アドラーは言っています。

 

大切にすべきは横のつながり!!!

 

自分の所属する共同体・コミュニティーなのですが、

仕事上のつながりなのか、友達関係なのか、それとも愛情をもってのパートナーなのか、その三段階があります!

 

その中の、コミュニティーにおいて共同体感覚を得ることが重要だと言っています。

『自分のためだけでなく、その行動が共同体のためにもなるように行動していこうという感覚』

 自分が無条件に存在していることで、コミュニティーの一員であると思える感覚が非常に大切なんだよと言っています。

 

そういった、人間関係の中で悩み事がすごくあったときに、

じゃ、それが、自分自身の課題なのか、それともそれ以外の課題なのか、

しっかりと切り分けて考えていくことが大事です。

 ・課題の切り分け

 自分のなのかそれ以外なのか・・

そいういうふうに考えると、世界ってすごいシンプルになるよということを言っています。

この自分の課題なのか、それ以外の課題なのかということに関しては、

例えば、その課題に向かっていったとき最終的に誰に影響があるの?

自分にとってあんまり関わりがないような、

『結局それって自分のことじゃないよな。』

というふうに、なるものは基本、自分のことではない。

 

その結果、自分に影響が及ぶのか及ばないのか

 なので、自分に影響があるということをしっかり考えていきましょう。

それは、エゴイストになりなさい。自己中になりなさいというわけではありません。

どうしても、自分の課題以外のところにすごく目を向けてしまうと、

自分が自分の中で何かをして、認められないといけないという感覚になってしまう。

承認欲求(人から認められたい)を感じてしまいます。

そしてこれをやることによって、誰かにこういうふうにしたいんだけど、

『うまくいかないなぁ~。あ~。ダメだなぁ~。』っていうふうに思ってしまうと、

そこに、劣等感を感じてしまいます。劣等感を感じていくと、

先ほどの、横のつながりがなかなかうまくいかないので、

孤独というところをすごく感じていきます。

 

まず!

この認められたいという承認欲求からしっかり開放されましょう!

褒められたいから行動することをやめましょうよ!

逆に人のことを褒めるのもやめましょうよ!

承認とかいいですから!

ということを言っています。

 

承認欲求から解放されて褒めたり褒められたりはやめよう!

 『い”~』ってなってしまいますが・・

承認欲求というのも、

結構目指して頑張っている人たちもいらっしますので、

この承認欲求の否定というところに関しては、

『う”~』っとなるときもあります。

ハードなこと言ってますよね(ノД`)・゜・。

トラウマはあなたが目的にしているだけ・・・

承認欲求なんかいらねー・・・

と言っているわけですから。

 

結構、ハードなことなんです・・

 

ただ!

そこから解放されるっていうことが非常に大事なんだよと言っています。

 この、認められたいところではなくて、

・自分の力

・自分のできる自分のやりたいこと

・共同体・コミュニティー

 

例えば、

仕事の仲間・友達・愛するパートナーというところに、

貢献できているという感覚が大事だよと言っています。

 

なので、

求められて行動するではなく、自分のやりたいことで結果的に貢献できている。

あるいは、貢献しようと思ってちゃんとしているということが、大事です。

 

他者に対しても、

認める、褒めるということを行うことではなくて、人からいいことしてもらったなということに関しては、それに対して、しっかり感謝を伝えていきましょうということです。

 

・共同体のために、貢献できていることに気づく

その共同体への貢献と感謝が人間の幸せにとっては、とても重要なことです。

それが、しっかりとできていければ、

『あっ、自分は今家族のために頑張っているな。』

『あっ、パパがいれば幸せ~。』とか娘が言ってくれているな。

『誰々さんがいるから仕事を楽しいっすよ!』とかいうふうに、言ってくれる、仲間がいるな。

『おぉ~誰々が来てくれたから今日の飲み会すっげー楽しいな!』

みたいな感じのことを言ってくれる仲間がいる。

っていうことに、気づく!!!

 

これに気づくことによって、

『あぁ、今ここで、もうすでに幸せ!』

ということに気づけるよ~!ということです。

 

 先ほどの、

自分がやりたいこと、自分が貢献したいと思うことで、

共同体に対して、貢献をしていくことに関しては、

場合によってはさっき言ったように、その相手に承認されるかどうかということに関しては、

わからないわけなので。

 

なので、これはもう、自分の課題ではないんです!!

 

自分がやっていることが人に好かれるかどうかなんて・・

 

じゃなくて、

自分が貢献したいと思ってやっているんだ!というところです。

 

人の求めに応じて動くわけではない、

だからこれはひょっとしたら、気にいらないなと思う人もいるかもしれません。

でも、それに対して恐れることはなく、自分が貢献したいことをしっかりやっていくんだよ、誰かに気を遣ってるわけじゃないんだよ。

・人に承認されるかどうかはあなたの課題ではない

 

だから、

『嫌われる勇気』を持ちましょう!

 

 

 そういうふうに思うことによって、

あなたは人生を変えることができる。

そして、

今ここでが、実は幸せなんだということに気づくことができるんです。

というふうに、勇気づけています。

これが、アドラー心理学になります。

 

トラウマの否定、承認欲求いらねーっていうところに関しては、

結構、しんどいなと思う人いるかもしれません。

 

さっき言っていたように、

この本質に気づくと、褒められたいとか考えているのを辞めたら、

『今すごく気が楽になったあら~幸せだわぁ。』というふうに、

思えることがいろいろと増えていきます。

そして、

それを勇気づけるためにこの心理学というのがあるので、

そこを意識していただければいいかなと思います。

 

なので、じゃ、この考え方というところをどのように実践していけばいいのか、

次回はそれをどういうふうに人生に生かしますか?のお話しをしていきます。

アドラー心理学を人生に生かすプロセスをお伝えします

 

ついつい、貢献したことを人はどう思っているんだろう?と考えてしまいますし、認めてもらいたいという欲求が出てきてしまいます。ですが、自分の課題ではないと考えると気持ちが楽になります!アドラー心理学っていいですね!! 

ネコさん!少しでも気持ちが楽になって良かったです!厳しいことも言っていますが、詳しく知るとこれって意外と役に立つときがあると思いますので、ぜひ、心において活用してみてください!

 

YouTubeにて動画配信】

その他にも、

精神保健福祉士としてさまざまな知識や経験を動画にしていますので、

ぜひ!ご視聴よろしくお願いします!


【嫌われる勇気】アドラー心理学!幸せに気づくための勇気づけ!